JAL、整備本部に「Buddycom」を導入 海外支店の整備士との連絡体制を強化

サイエンスアーツは、同社が提供するデスクレスワーカー向けライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」が、日本航空(以下、JAL)の整備本部で導入されたと発表した。これは、業務品質および生産性の向上を通じた従業員体験(EX)の最大化を目的としたもの。

JAL、整備本部に「Buddycom」導入

JALの整備本部では、多種多様な機体を安全かつ定時に運航するために、海外支店の整備士を日本のサポート部門から支援している。従来の連絡手段である携帯電話やFaceTimeは、1対1の通信しかできず、情報の共有に限界があったという。また、英語でのコミュニケーションが苦手な整備士にとっては、心理的なストレスも課題となっていたとのことだ。

Buddycomは、インターネット通信網を利用してスマートフォンやタブレットにインストールすることで、複数人と同時にコミュニケーションが可能なプラットフォーム。

Buddycom

Buddycomの導入により、本部ではWindows PC、支店ではiPadやiPhoneを用いて、同時に複数のグループとの通話や定型文、音声履歴、テキスト化、翻訳、画像・映像配信といった機能を活用し、迅速かつ正確な情報共有が可能になったという。これにより、対応策の検討が迅速に行えるようになり、国内外の関係者間でのコミュニケーションのストレスも軽減されたとしている。

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