IT業界の5割以上がリモートワークを活用している　一方、就活・転職活動においてリモートワークの有無は重要度が低い傾向に

ベンドは、運営する「スキルアップ研究所」にて、「IT業界のリモートワークに関する調査」を実施し、その結果を公表した。

■90％以上がIT業界はリモートワークに適していると回答

IT業界はリモートワークを取り入れやすいと思うか聞いたところ、IT業界の経験を問わず90％以上の方が「はい」と回答。

これは、IT業界が他の業界に比べて物理的な場所や時間にとらわれにくいことが大きな要因ではないかと同社は考察している。

■IT業界の50％以上がリモートワークを活用している

自身の会社ではどのくらいの割合の人がリモートワークを取り入れているか聞いたところ、IT業界経験者と未経験者の回答に特徴が現れた。

まず、会社でリモートワークを取り入れている人が0～20％だと回答した人の割合について、IT業界経験者は41.5％、未経験者は70.5％だった。

また、「会社の60％以上がリモートワークを取り入れている」と回答した割合は、IT業界経験者が未経験者の約2倍に。

IT業界は、他の業界よりも積極的にリモートワークを活用していることが分かった。

■就活・転職活動においてリモートワークの有無は重要度が低い

就活や転職活動の際、企業がリモートワークを採用しているかをどれくらい気にするか聞いたところ、IT業界経験者では約70％、IT業界未経験者では85%がリモートワークかどうかは気にしていないことが分かった。

一方で、IT業界経験者では、リモートワークを重視する層がIT業界未経験者の約2倍の割合にのぼることが明らかに。

【調査概要】
調査名：IT業界のリモートワークに関する実態調査
対象者：IT業界で就業経験がある人／IT業界で就業経験がない人
対象地域：全国
調査方法：インターネット調査
調査期間：2024年7月10日〜2024年7月17日
回答数：287

＜参考＞スキルアップ研究所調べ「IT業界のリモートワークに関する実態調査」