LINEヤフーは、X(旧Twitter)に投稿されたポストを、ログインなしでリアルタイムに検索できるサービス「Yahoo!リアルタイム検索」において、不自然な投稿(いわゆる「インプレゾンビ」[※]、スパムなど)への対策を強化していることを発表した。
「Yahoo!リアルタイム検索」は、数多くのポストの中から話題になっていることをトレンドランキングで確認できたり、自らが知りたい情報を検索してすぐに知ることができたりする点が特徴だという。
しかし、昨今不自然な投稿の増加によって、情報収集の際に有用なポストや人々のリアルな意見・主張のポストが埋もれて見つけづらいといった、「Yahoo!リアルタイム検索」のユーザーに好ましくない体験を提供してしまうケースが発生している。
そこで今回、いわゆる「インプレゾンビ」、スパムなどの行為を行うアカウント・ポストを表示しないよう、フィルタリングを強化したほか、ユーザーがこれらの投稿について報告できるよう、違反報告機能「ポストを報告する」における選択項目を追加。
■対策の一例
・不自然な投稿を自動的に検知し、各種検索結果に表示されないよう、フィルタリングする機能を実装(投稿の手法や傾向の変化に応じて、フィルタリング機能は随時アップデート予定)
・インプレッション目的と思われるポストが表示される場合に、ユーザーが対象ポストを報告できるよう、「インプレッション(閲覧回数)目的の投稿である」という項目を追加
(※)主にXにおいて、投稿者がインプレッションによる収益を得るために、トレンドワードやよく見られているポストに自身のポストを紐づけて、意図的に他の利用者に表示させるもの