無印良品を展開する良品計画は、日常で不足しがちな栄養素や成分を手軽にとることができる「肌のことを考えてつくった」ゼリーに、「マンゴーとサジー」、「梅」の2アイテムを追加し、8月28日より無印良品の店舗およびネットストアで順次発売すると発表した。
「肌のことを考えてつくった」ゼリーは、時間がない朝や間食、食欲がないときなどにも栄養素を手軽に補給することができるよう、美味しさと栄養のバランスを考えて開発されたゼリー飲料。
コラーゲンや鉄分は成分・栄養素自体の味が苦手な人もいることから、飲みやすさを考え、コラーゲンにはマンゴーとサジーを、鉄分には梅を組み合わせたとしている。
「マンゴーとサジー」味には1袋あたりコラーゲンが10,000mg入っており、「梅」味には1袋あたり1日分の鉄分(6.8mg)が入っているとのことだ。
また、今回使用するサジーはモンゴル産のものを使用。
モンゴルでは、干ばつや牛やカシミヤを含む牧畜の過放牧などから砂漠化が社会課題の1つに。同社では、生産地の人々や地域の自治体とともにこの課題に取り組むため、セーターなどに使用するカシミヤの原毛を買い付ける際に環境対策のために使用する費用を支払うことにしているとう。
今回はこの環境対策の1つとして、寒暖差や干ばつにも強く、モンゴルを含めたユーラシア大陸に広く自生しているサジーの実を活用して商品を開発することで、産業の多角化の支援につながることも目指しているとのことだ。