東武タワースカイツリーとKDDIは、8月19日から9月25日まで、東京スカイツリーにおいて、案内誘導ロボットを活用した実証実験を実施すると発表した。

東京スカイツリー、ロボットによる団体客案内の実証実験を実施
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同実証実験では、東京スカイツリー1階団体フロアに、自律走行型の案内ロボットを1台配置し、団体客を約80メートル先の目的地まで案内する。ロボットは、日本語と英語に対応しており、ディスプレイと音声で案内を行うという。

東京スカイツリー1階 団体フロアにおけるロボットの案内誘導イメージ
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なお、同実証実験には、LGエレクトロニクス製の「LG CLOi Guide Bot」が使用されるとのことだ。

GuideBot
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今回の実証実験の結果を踏まえ、東京スカイツリーは、省力化・省人化による効率的な業務体制を目指していくという。KDDIは、2025年3月に街開きするTAKANAWA GATEWAY CITYでの活用を皮切りに、ロボットプラットフォームの展開を加速させ、社会課題解決を目指すとしている。