NTTとJTOWER、インフラシェアリングモデル推進に向け業務提携を継続 通信不感エリア縮小など国内通信業界の成長へ寄与

日本電信電話(以下、NTT)とJTOWERは、2019年7月より両社で行ってきた第5世代移動通信システム時代におけるインフラシェアリングモデルの推進に向けた業務提携について、今後も継続することを発表した。

DigitalBridge Group, Inc.傘下の米国法人であるディービー ピラミッド ホールディングス エルエルシーは、JTOWERの普通株式を金融商品取引法に基づく公開買付けにより取得することを公表。これによりNTTとJTOWERは、従前からの同業務提携を継続してくとのことだ。

なお、同業務提携における具体的な業務提携の内容は、以下の通り。

(1)工事・保守及び関連するマネジメント等のノウハウの活用
(2)経済的、高付加価値なモバイルネットワーク構築の推進
(3)共用設備情報や設置希望施設/エリア情報の相互共有による基地局展開の効率化
(4)技術や知見の共有による新規共用設備の開発、活用

NTTとJTOWERは、インフラシェアリングによって国内通信業界の成長に引き続き寄与できると考え、これまで通り両社が連携しインフラシェアリングを推進するという。

これによりモバイルネットワークの効率的な展開、通信不感エリアの縮小等に貢献し、社会的課題の解決に繋げることを目指すとのことだ。

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