セブン&アイ・ホールディングスは、小売電気事業会社「株式会社セブン&アイ・エナジーマネジメント」を設立することを発表した。
セブン&アイグループは、2030年度までにグループ全体の店舗運営に伴うCO2排出量を2013年度比で50%削減、2050年度には実質ゼロを目指しているという。
今回の新会社設立により、脱炭素化を進めるうえで重要な再エネ比率のさらなる拡大・加速を図るとのことだ。
セブン&アイグループでは、再エネの取り組みとして、9,000店舗以上に設置している太陽光パネルによる発電や遠隔地の太陽光発電所から再エネ供給を受けるオフサイトPPAなどの取り組みを推進。
これら既存の取り組みにより、2024年度はすでに店舗運営における電力使用量の約10%にあたる再エネを確保しているなか、今回の新会社を通じ調達した再エネをセブン-イレブン、イトーヨーカドー店舗をはじめグループ事業会社に対して供給するとしている。
従来の取り組みを継続しながら、さらに幅広く再エネを調達できる体制を構築することで、グループ全体の国内での再エネ比率を2030年度には約40%に引き上げることを目指すとのことだ。
■新会社概要
会社名:
株式会社セブン&アイ・エナジーマネジメント
Seven&i Energy Management Co., Ltd.
所在地:
東京都千代田区二番町8番地8
代表取締役:
伊藤順朗 氏(株式会社セブン&アイ・ホールディングス代表取締役副社長)
資本金:4億円
設立年月日:2024年8月1日
出資比率:
株式会社セブン&アイ・ホールディングス100%