エイベックス・アライアンス&パートナーズ(以下、AAP)は、KADOKAWAと共同で、日本全国を舞台にした音声ARによる肝試し企画「音声AR肝試し」を、8月13日から10月31日まで実施すると発表した。

エイベックスとKADOKAWAが全国17都道府県で「音声AR肝試し」開催

同企画では、KADOKAWAが運営する小説サイト「カクヨム」で募集した短編ホラー作品の中から、優秀作品21作品を厳選し、音声ARアプリ「SARF」上で配信。音声ARは、GPSやビーコンを使い、特定の場所に紐づけた音声コンテンツを配信する技術で、ユーザーはアプリを起動した状態で指定の場所を訪れることで、その場所ならではの肝試しを体験できるという。

音声コンテンツは、場所の特性に合わせて、その場で物語を視聴する「滞在型」と、複数のスポットを移動しながら楽しむ「周遊型」の2つの形式で展開される。北海道から沖縄まで、全国17都道府県の21カ所に、それぞれ異なる物語が用意されているとのことだ。

カクヨムのホラー作品を音声AR化

大賞には、群馬県伊香保温泉石段街を舞台にした「群馬県 伊香保温泉石段街での怪異」が選ばれた。優秀賞には、北海道、茨城県、栃木県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、長野県、大阪府、京都府、兵庫県、香川県、愛媛県、高知県、長崎県、熊本県の各地域を舞台にした作品が選出された。