Hyundai Mobility Japan(以下、Hyundai)は、水素電気自動車(FCEV)である「NEXO(ネッソ)」1台を、「電動車災害派遣協定」を締結した愛知県豊橋市に、新たな公用車として無償貸与したと発表した。
Hyundaiは、2023年4月に豊橋市に新車整備センター(PDIセンター)を設置し、翌2024年1月には豊橋市と「電動車災害派遣協定」を締結。
同協定では、Hyundaiの主力EVである「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」を1台、公用車として寄贈するとともに、災害発生時においては移動式電源として、豊橋市のPDIセンターから「IONIQ 5」と「KONA(コナ)」を提供するとしている。
今回新たに、豊橋市の脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、二酸化炭素を排出しない水素電気自動車「NEXO」の無償貸与が決定。
豊橋市は、「NEXO」を導入することにより、市民や職員の環境に対する意識を高めていくとともに、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していく予定としている。
また、貸与車両は豊橋市の行う様々なイベントや公用の際に広く活用されるという。
今後もHyundaiと豊橋市は、PDIセンターの設置と災害時派遣協定、車両の寄贈と無償貸与だけでなく、さらに幅広い提携関係を構築していくとのことだ。