アスマークは、1都3県と2府2県、20~30代の男女に「若者と日本酒に関するアンケート調査」を実施し、その結果を公表した。
■アルコール飲料を飲む目的
アルコール飲料を飲む目的は何か聞いたところ、全体の約6割以上が「リラックスするため」と回答。次に多かった「友人とコミュニケーションをとるため」の3倍以上という結果に。
性別で大きな差は見られないが、年代別でみると「リラックスするため」と回答した人は20代より30代の方が20pt以上高い傾向がみられた。
■アルコール飲料の味・のど越しに対して求めるもの
アルコール飲料の味やのど越しに対して求めていることを聞いたところ、男性30代は”のど越し”で「キレ」の支持が最も高い一方、女性30代からの支持は最も低い結果に。
また、女性30代は”味”で「フルーティー」の支持が最も高い一方、男性30代からの支持は最も低い結果となり、30代の男女で求めていることが相反する結果となった。
アルコール飲料の味やのど越しに最も求めていることは、年齢よりも性別で大きな差が表れる結果に。
■日本酒を購入しない理由
普段日本酒を購入しない理由として影響があるものを聞いたところ、全体の6割以上の人が「味」と回答し、次に多い「価格」の3倍以上だった。
性年代別で見ると、20代男性は「味」と回答した人が顕著に低く、代わりに「価格」という回答が顕著に高い傾向に。
■日本酒の陳列場所での購入意向の変化度合い
普段購入するアルコール飲料の目に付く場所に、日本酒が陳列されていたら購入したいと思うか聞いたところ、約2割が「購入意向が上がる」、約4割が「どちらともいえない」と回答。
性年代別で見ると、30代男性の3割以上が「購入したい」と回答し、比較的高い傾向に。
■著名人による日本酒の宣伝効果での購入意向の影響度合い
好きな著名人(芸能人やYouTuber、インフルエンサーなど)が日本酒を飲んでいたら購入したいと思うか聞いたところ、2割以上が「購入意向が上がる」と回答。
また、30代は「購入したくない計」が男女ともに高く、20代より影響を受けにくい傾向にあることが分かった。
【調査概要】
対象者条件:【性別】男女【年齢】20~30代【地域】1都3県、2府2県
サンプルサイズ:200サンプル
割付:性年代で均等回収
調査期間:2024年6月26日~6月28日
調査方法:Webアンケート
調査機関:アスマーク
<参考>アスマーク「若者と日本酒に関する調査」