大阪府豊中市は、千里川を挟んで大阪国際空港に隣接する原田緑地を整備し、都市公園を2025年8月に一部開園、2027年3月に全面開園すると発表した。

また開園にあわせて、市民に親しまれる愛称の募集とクラウドファンディングを実施するとのことだ。

大阪府豊中市に新たな都市公園が2027年3月に全面開園へ

原田緑地は、飛行機を真下から間近に見ることができる「飛行機撮影の聖地」として、市内外問わず多くの人が集まる観光スポット「千里川土手」に隣接している。

展望・芝生広場やマルシェ・イベント広場、カフェ、バーベキュー施設などを設置し、市民からの要望の多かったトイレの設置や駐車場を充実させることで、多くの人でにぎわう公園を目指すとのことだ。

■愛称募集について

対象者:市内在住または在学・在勤の人
募集期限:2024年8月31日必着
応募方法:豊中市電子申込システム、郵送又はFAX
その他:採用者にはマチカネポイント20,000ポイントを進呈(複数の採用者がいる場合は案分)

■クラウドファンディングについて

使途:施設の整備費用に活用
募集期間:2024年8月1日~2027年2月28日
目標額:1,000万円(目標達成後も募集期間中は寄付を受け付ける)
寄付方法:豊中市寄付サイト、来庁または電話など
その他:1万円以上の寄付者は、全面開園のオープニングイベントに先行入場できるほか、公園内のデジタルサイネージにより氏名などを表示する(希望者のみ)

■施設概要

面積:約6ヘクタール(東京ドーム約1.3個分)
施設:展望・芝生広場、屋根付広場、マルシェ・イベント広場、ドッグラン、エアアスレチック、カフェ、バーベキュー施設など
※一部開園時は、屋根付広場、駐車場、記念樹の森、緑化樹木見本園などを開放する予定