マツダモビリティ佐賀は、長崎県長崎市の築100年をこえる和風建築を再生したオーベルジュ「陶々亭(とうとうてい)」を9月1日にグランドオープンすると発表した。
同施設は、築約100年の和風建築を活かした、1日3組限定のオーベルジュ。周囲の環境や歴史と切れ目なく繋がるよう、空間には元来からの素材を活かしたリノベーションが行われているという。
客室は、1949年頃から「中華料亭 陶々亭」として使用されていた宴席の場であった「主屋」と別棟として使われていた「離れ」、家財や小道具が保管されていた「蔵」の3部屋を用意。
各部屋の内装は、当時の時代感を活かした空間にモダンなインテリアを設え、新旧の意匠が感じられる個性際立つ空間になっているとのことだ。
館内のダイニング「HAJIME」は、「中華料亭 陶々亭」の後を受け継ぐ形で新たなスタイルに生まれ変わったという。中庭の見える大広間に、モダンファニチャーを配置し、長崎和牛や長崎漁港で獲れた地魚、地元農家の野菜など、地産地消にこだわりながら、旬の食材をふんだんに使ったオーセンティックなイタリア料理を提供するとのことだ。
また、滞在をより豊かにするために、マツダモビリティ佐賀のグループ会社である「ブルーキャブ」と連携した送迎オプションも利用可能。
さらに今回、グランドオープンを記念し、10月7日〜9日にかけて開催される日本三大くんちの一つ「長崎くんち」をさじき席で観覧できる特別プランを用意しているとのことだ。
■陶々亭(とうとうてい)
開業日:2023年9月1日
所在地:〒850-0908 長崎県長崎市十人町9-4
客室数:全3室 最大8名「主屋 OMOYA」60平方メートル/「離れ HANARE」50平方メートル/「蔵 KURA」40平方メートル
レストラン「HAJIME(はじめ)」:全22席(個室6席・カウンター4席) ランチ/ディナー
構造規模:地上2階+別棟 明治41年(1908年)築の木造日本家屋