日本駐車場開発は、グループ会社のスマートグリーンエネルギー片品(以下、SGE片品)が旧ほたか牧場スキー場跡地で木質バイオマス発電所を新設したことを発表した。

片品村 梅沢村長とスマートグリーンエネルギー 代表取締役 渥美氏

木質バイオマス発電は、CO2の増減に影響を与えず、大気中のCO2の濃度上昇を抑制するものとして注目されている再生可能エネルギー。

SGE片品は、2017年にスキー事業をクローズしてから解体予定となっていた旧ほたか牧場スキー場の施設を発電所に転用し、発電と旧ゲレンデエリアでの植林事業を実施。

発電の原料である木質チップは、片品村の農建課・総務課と連携の上、切り捨て材や樹齢雑木林等、計画に則った間伐や皆伐が必要な木材資源を利用し、再エネ由来の電力は、主に村の公共施設に対して提供を予定しているという。

また、施設運営収益から植林や間伐などの森林整備につなげていく、地産地消・循環型の持続可能な地域づくりを目指し、建物の施工や山林の調達は片品村や村の関係各法人、協会等と提携し、オール片品チームを組成しプロジェクトを進めるとしている。

発電所イメージ/システム概要図