京都府亀岡市は、環境政策を「体感」できる場所となる亀岡市環境プロモーションセンター、愛称「Circular Kameoka Lab」(サーキュラーかめおかラボ)を8月1日にオープンすることを発表した。

また、同日にオープニングイベントを開催するという。

「Circular Kameoka Lab」

同市では、豊かな自然に育まれた京野菜・亀岡牛・丹波米といった多くの特産品があり、そのふるさと納税の使途として「世界に誇れる環境先進都市を目指す取り組み」を選んでもらったことから同施設を整備。

同施設では「環る(めぐる)」をテーマに、同市環境政策の各種展示、次世代に向けた環境学習のほか、各種イベント、ワークショップ等を開催。ひとやモノが集い、交流や着想が生まれ、それが波及していく場所を目指すとしている。

■施設特徴

●展示内容
・「プラスチックごみゼロ」をはじめとする環境施策のディスプレイ紹介
・パネル展示
・地域発アップサイクル品(HOZUBAGなど)紹介
・天然記念物で市の魚「アユモドキ」
・保津川周辺の生物

施設内観/HOZUBAG/アユモドキ

●人とものが集まる拠点
各家庭で不要となった物をリユースする「めぐる環(わ)・物々交換市」を開催するなど、資源循環拠点としての事業展開を図ることで、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を推進。

「めぐる環(わ)・物々交換市」イメージ

●環境の体験学習
亀岡市の豊かな自然環境を通し、生物の多様性などを感じてもらう取り組みを実施。

<取り組み内容>
・自然型体験学習の各種ワークショップ(地球環境子ども村事業)
・保津川下りやラフティングをしながら環境を学ぶ「保津川エコツアー」との連携
・海や川でのフィールドワークを通してごみとの違いを学ぶ体験(こども海ごみ探偵団)

こども海ごみ探偵団の活動(イメージ)

■オープニングイベント概要

<第1部>オープニングセレモニー
時間:10:00~11:30
内容:
式典/プロモーション動画の投映(「プラスチックごみゼロ宣言」に至るストーリー紹介動画)/除幕式・記念撮影/太陽光発電システムのデモンストレーション

<第2部>オープニングイベント
時間:13:00~(予定)
内容:
・オリジナルHOZUBAG制作体験ワークショップ(事前予約制)

HOZUBAGの制作体験(イメージ)/HOZUBA制作体験の完成品(イメージ)

・ペットボトルキャップからアクセサリーづくりのワークショップ

アクセサリーづくりワークショップ(イメージ)

・ハリウッド映画に登場するごみをエネルギーとして走るデロリアンの乗車体験(写真撮影イベント)

デロリアン(イメージ)

・オリジナルカードゲーム「あゆまもカードゲーム」体験

「あゆまもカードゲーム」イメージ

・保津川にすむ生き物を知る「保津川水族館」
・ふろしきワークショップ
・オーガニック野菜の展示販売

■施設概要

正式名称:亀岡市環境プロモーションセンター
愛称:Circular Kameoka Lab

施設ロゴ

所在地:亀岡市保津町下中島59-1
床面積・構造:316.65平方メートル・木造(在来軸組工法)一部鉄骨造3階建
開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)/12月29日から1月3日まで