パルシステム連合会は、茨城県つくばみらい市に「パルシステムつくばみらいセンター」を開設したと発表した。
同グループの冷凍温度帯専用施設としては2カ所目となり、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の東部エリアをカバーするとのことだ。
同センターは、冷凍管理される商品群を対象に、利用組合員から注文を受けた商品を個人別に仕分ける物流拠点。
同様の施設としては、南大沢センター(東京都八王子市)に続く2件目となり、今後は9月から段階的に稼働を開始し、11月中には本格稼働する予定だとしている。
冷凍食品をめぐってはコロナ禍以降、生活スタイルの変化にともない、需要が高まっているという。同センターは、こうした注文増への対応とあわせ、大規模災害発生時のリスク分散などを目的に開設されたとのことだ。
同センターでは、福島、茨城、栃木、千葉各県に届ける冷凍商品を利用者別に仕分けるという。また、太陽光発電設備の設置や全館LED照明など環境配慮設備を導入。
さらに、一部敷地を歩道として開放するほか、内装の一部に東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の間伐材を使用するなど、地域貢献も図っていくとしている。