自治体向けサービスを開発するミラボは、同社の「障害者支援アプリ」が茨城県ひたちなか市に導入され、12月(予定)より提供を開始すると発表した。
「障害者支援アプリ」は、自治体からのお知らせ配信・オンライン予約・デジタル障害者手帳「ミライロID」連携など、障害者支援に関わる様々な機能を備えた自治体向けサービス。
対象者を絞り込み配信する「お知らせ配信」や各自治体の既存ルールや条件に合わせた「オンライン予約」などのサービスをデジタル化することで、障害のある人や介助者の利便性向上と共に、サポートをする自治体や支援施設職員の業務効率化を実現するとのことだ。
同市では、2022年5月25日に公布・施行された「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法(仮)(※1)」の考えをいち早く取り入れ、障害のある人々が必要な情報・サービスをいつでも取得・利用できる環境を整えるために、同アプリの導入が決定。
内閣府が推進する「デジタル田園都市国家構想推進交付金(※2)」を活用し、同社が開発する「障害者支援アプリ」をベースに、ひたちなか市オリジナルアプリとしての提供を予定しているとのことだ。
■主な機能(自治体により導入機能は一部異なる)
・お知らせ配信・プッシュ通知
・オンライン予約
・ミライロID連携
・障害福祉案内冊子のデジタル化・絞り込み検索
・施設・窓口検索
・バリアフリーマップ
・サポートファイル
・バス無料乗車券
・アンケート
・アクセシビリティ対応
(※1)障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律
(※2)デジタル田園都市国家構想推進交付金