茨城県つくば市、水素発電と「スマートコンポスト」を導入した実証を開始 「つくばクラフトビアフェスト2024」にて実施

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つくば市 tsukuba

つくば市は、脱炭素先行地域(※)の認知度向上および市民参加の機運醸成の第一歩として、水素発電と微生物分解により生ゴミを堆肥化する「スマートコンポスト」を導入した実証を行うと発表した。

同取り組みは、昨年同市が環境省の脱炭素先行地域に選定されたことを受け、7月19日から21日までつくばセンター広場で開催するイベント「つくばクラフトビアフェスト2024」において実施するものだという。

■実証概要

日時
7月19日15:00~21日18:00(スマートコンポストのみ8月19日まで設置予定)

場所
つくばセンター広場(吾妻1丁目10番地1)

水素吸蔵合金配送システムの概要
・水素燃料電池発電により、2,000ワット(テント7張り分)出力見込
・同システムで高純度の水素を専用タンクに貯蔵・イベント会場まで運搬し、燃料電池の運転に活用
・将来的には発電に伴うCO2排出量実質ゼロを目指す

スマートコンポストの概要
・同イベントで発生した生ごみを全量堆肥化
・微生物分解によりCO2排出量実質ゼロで処理が可能
・イベント終了後1カ月間はセンタービルに継続設置(飲食店等で利用予定)
・生成した堆肥はつくばセンター広場のプランター等で活用予定

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