Sansanは、東急不動産と渋谷エリアにおけるスタートアップ支援に関する提携契約を締結したと発表した。
名刺アプリ「Eight」を提供しているSansanと、スタートアップ支援を推進する東急不動産が連携することで、渋谷サクラステージを中心とした渋谷エリアのスタートアップ企業のビジネスマッチングを支援するという。
Sansanは、名刺管理サービス「Eight Team」の提供やスタートアップ業界向けの展示会「Climbers Startup JAPAN」の開催など、多くのスタートアップのビジネスマッチングを推進している。また、2024年9月には渋谷駅直結の「渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー」に本社を移転し、渋谷エリアのスタートアップ支援を強化していく予定とのことだ。
東急不動産は、国内外のスタートアップの集積を通じて渋谷エリアの価値向上を目指しており、スタートアップ支援につながる施設やコミュニティを提供している。
■主な連携内容
・定期的なビジネスイベントの開催
東急不動産と連携し、渋谷エリアのスタートアップ企業と大手事業会社や投資家が交流できるイベントを定期的に開催。イベント内の名刺交換は、Eightが提供する「タッチ名刺交換」の活用を推奨するという。Eightを活用することで、名刺交換後の名刺管理や、名刺交換相手の最新情報把握が可能となる。
・「My Eight Card」を活用したネットワーキング支援
東急不動産の所有するオフィスビルに入居する企業や、2024年9月にオープン予定のコミュニティスペース来場者に、カード型のデジタル名刺「My Eight Card」を提供。My Eight Cardで交換したデジタル名刺は、Eight上で一元管理することができる。
Sansanと東急不動産は、これらの連携内容に加え、さらなる施策を検討し、渋谷エリアのスタートアップ産業の活性化に貢献していくとしている。