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ブックリスタは、運営する「推し活研究部(おしけん!)」において、推し活をしている10代~40代のユーザー600人に、「SNS」に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。
■ 調査対象のサービスについて
同調査では、LINE、LINE VOOM、Simeji、Lemon8、カカオトーク、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、Threads、TikTok、YouTube、ニコニコ動画、Twitch、ツイキャス、BeReal.、Mastodon、Misskey、Bluesky、タイッツー、Discord、Skype、Pococha Live、IRIAM、17LIVE、ふわっち、Spoon、リヴリーアイランド、ポケコロツイン、GRAVITY、note、whoo – ふー、Jagat、パラレル、Pinterest、Tumblr、Flickr、SNOW、Snapchat、mixi、Weverseといったサービスの認知度や使用頻度などを聞いたという。
上記のサービスの認知度について、LINEが99.2%、続いてX(旧Twitter)・YouTubeを98.8%が「知っている」と回答し、認知度は特に高い結果に。
また、同調査の範囲内で認知度が高かったサービスは使用頻度も高く、LINEは75.1%、X(旧Twitter)は83.1%、YouTubeは76.0%が「毎日使用する」と回答。
■76.7%が毎日使用するYouTube、10代は「YouTubeはSNS」と77.1%が認識
同調査で、全世代で顕著に認識の違いが出たのが、オンライン動画共有プラットフォームのYouTubeだったという。
YouTubeを知っていると回答した人への調査では、YouTubeをSNSだと思っている人は、30代が25.8%、40代は32.3%となり、20代でも31.3%だが、10代は77.1%もの人がYouTubeをSNSだと認識していることが分かった。
「サービス上でコミュニケーションが取れる」という点を鑑みると、YouTubeはSNSに該当すると考えられる。10代の多くの人はYouTubeをSNSと認識しているが、20代以上はYouTubeを「SNSではない」と認識している人が多いことが明らかに。
同結果から、20代以上はYouTubeを交流のためではなく、動画投稿(共有)サービスとして楽しんでいる人が多い一方で、10代は交流も含めてYouTubeを楽しんでいるのではないかと同社は考察している。
■動画を配信するサービス内でも分かれる「SNS」の認識
また、YouTubeをSNSだと認識している10代は77.1%である一方、動画ライブコミュニケーションアプリであるPococha Liveは40.4%、ライブストリーミング配信プラットフォームであるTwitchは61.6%がSNSだと認識しているという結果に(いずれも10代のユーザーの回答結果より)。
いずれもコメントでやりとりができるサービスではあるが、SNSの認識においては異なる結果となった。
【調査概要】
調査対象:推し活をしている全国のユーザー
回答人数:600人
調査時期:2024年6月21日 ~ 7月3日
調査方法:「オシバナ」にてオンラインアンケートを実施
※同レポートのデータは、小数点以下第2位を四捨五入している(合計しても100%にならない場合がある)
※調査は報酬無しで実施。
<参考>推し活アプリ「オシバナ」調べ『SNSの意識調査』