INDEX
クラダシは、昨年に引き続き、「Kuradashi」利用者を対象に、「物価高騰の影響によるSDGsの取り組みとライフスタイルの変化に関する調査」を実施し、結果を公表した。
1.サービスや製品を購入する際、SDGsはその選択に影響するか
「まあ影響する」と回答した人が最も多く48.7%となり、「とても影響する」と回答した人は10.1%。約半数以上の人がSDGsへの取り組みを意識していることが読み取れる結果に。
2.積極的にサステナブルな商品を購入したいと思うか
「値段が高すぎると購入しない」という人が全体の70.2%となり、次いで「値段がやや高いくらいなら購入する」が23.8%となった。
興味関心はあるが、物価高などもありサステナブルな商品の購入のハードルの高さが読み取れる。
3.サステナブルな商品を選ぶ際に、譲れないものや諦められないもの
「安全性」が最も多く73.8%。次いで「おいしさ」が56.5%、「衛生面」が55.2%となり、サステナブルの商品を選ぶ基準として、おいしさよりも安全性や衛生面を気にする人が多いことがわかった。
4.昨今の食品の値上げは、家計にどの程度の影響があるか
「とても影響がある」と回答た人が46.3%、「やや影響がある」と回答した人が43.2%で、回答者全体の89.5%が家計への影響を感じているという結果に。
5.昨今の食品の値上げを受けて、よりお得に食品を購入したいと思うようになったか
「とても思う」と回答した人が72.1%、「まあ思う」と回答した人は26.0%で、回答者全体の98.1%がよりお得に食品を購入したいと考えていることが判明。
昨年に引き続き値上げによる家計への影響が多くの人の消費意識にも変化を与えていることが読み取れる。
6.昨今の食品の値上げを受けて、買い物する際にどのような変化が現れたか
「よりお得に購入できる方法や場所で食品を購入するようになった」と回答した人が43.7%、「明らかに価格が高騰した食材を購入する頻度を減らした」と回答した人は23.6%となり、買い物する場所、頻度を工夫している人が多いことがわかった。
7.昨今の食品の値上げを受けて、食生活はどのように変化したか
食生活の変化として最も多かったのは「節約できる食材を使った料理を作る頻度が増えた」で46.9%。
次いで「外食する頻度が減った」が29.6%、「安い惣菜や冷凍食品を利用する頻度が増えた」が26.7%となり、節約を意識して料理する人が増えていることがうかがえる。
8.定額減税の使い道として最も関心があるもの
政府の物価高対策として始まった定額減税だが、「補填にしかならないので、引き続き節約をする」と回答した人が半数の51%となった。
物価高などが続く限り、引き続き節約する人が多いことがわかる結果に。
9.値上げとともに注目されている規格外品や訳あり品、未利用魚などの購入について
「味や品質に問題なければ形など気にしない」人が93%と最も多く、次いで「賞味期限が短くても気にしない」と回答した人が70.4%。
賞味期限内でかつ品質などに問題がないのであれば、お得な商品を購入したいと多くの人が考えていることがわかる結果となった。
【調査概要】
調査名:「物価高騰の影響によるSDGsの取り組みとライフスタイルの変化」に関するアンケート
調査目的:昨今の食品の値上げが「Kuradashi」利用者のライフスタイルにどのように影響しているのかを知り、今後の情報発信やサービス改善に役立てる。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年6月18日~2024年6月27日
有効回答:2,135名
※百分率(%)は小数第二位で四捨五入し、小数点第一位までを算出。
※百分率の合計値が100%とならない場合があり。
<参考>
クラダシ『物価高騰の影響によるSDGsの取り組みとライフスタイルの変化』