塾に通ったことがある人は8割以上 高校生の時に塾に通っていた人は、通っていない人より大学の平均偏差値が1.4高い

Mstaは、学習塾や予備校に入ろうか迷っている人、学習塾や予備校の教育業に携わっている人向けに、塾に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

塾に関するアンケート調査

■塾に通ったことのある人は81%

「塾に通った経験のある人」の割合は81%。同アンケートでは小学生未満、小学生、中学生、高校生のうち一度でも塾に通ったことのある人の割合になっているため高い確率になることも考えられるが、実に5人に4人が塾に行っているという結果となった。

塾に通ったことのある人の割合

■いつ塾に通ったか

学生時代に塾に通っていた人の割合が一番多かった時期は、「高校生」で68.1%。次いで小学生の通塾率が49.5%でほぼ半分近い結果となっているが、中学生の通塾率は37.0%と一旦落ち込む結果に。

また、「小学生未満」で塾に通っていた人の割合が一番少なく5.1%であったことから、小学校受験をするために塾に通う人は想像より少ないと同社は考察している。

いつ塾に通ったか

■塾や予備校をなにで知ったか

塾や予備校を知ったきっかけについては、最も多かったのは「口コミ」と「親から」となった。「クチコミ」・「親から」のきっかけはそれぞれ35.0%、34.5%で7割を占めている。

塾や予備校をなにで知ったか

■塾に通ったきっかけ

塾に通い始めたきっかけで一番多かったのは、受験対策のためで46.9%と約半分を占めた。

ほかにも、親や先生から行けと言われたが26.3%、友人やクラスメート、先輩が言っていたからが13.2%と受動的な理由もかなり多いことも判明。

また、学校の勉強についていけない、学校の成績を上げるために入塾を決める人は12.4%と、意外に少ない結果となっている。

塾に通ったきっかけ

■塾に行くと偏差値はどのくらい上がるのか

同アンケートでは、通塾経験と最終学歴の偏差値の相関についても調査したという。

その結果、通塾経験が一度でもある人の平均偏差値は54.7、一度もない人の平均偏差値は54.0となり、塾に行った経験がある人は最終学歴の偏差値が0.7ポイント高いことがわかった。

全体では少ない差だが、高校生の時に塾に通っていたか、いないかで比較すると、通っていた人の大学の平均偏差値が55.0、通っていない人の大学の平均偏差値が53.6と、高校時代に塾に通っていた人はそうでない人に比べて1.4ポイントも高くなっている。

塾に行くと偏差値はどのくらい上がるのか

この結果に同社は、自分の頑張り次第はもちろんだが、塾に入ることで勉強の機会が増え、相対的に偏差値は上がるようだとしている。

<参考>
SEOならMsta_学習塾と偏差値に関するアンケート

モバイルバージョンを終了