Amazonは、日本で新たに2件の再生可能エネルギープロジェクトに投資することを発表した。青森県六ヶ所村の大規模陸上風力発電所および、山口県下松市の大規模太陽光発電所のプロジェクトとなる。
同社にとって、日本での陸上風力発電所および、単体の大規模太陽光発電所への投資は今回が初めての取り組みだという。
同社は現在、世界中で500を超える太陽光発電と風力発電プロジェクトに数十億ドルを投資している。Bloomberg New Energy Financeによると、同社は世界最大の再生可能エネルギー購入企業であり、今回、日本においても最大の再生可能エネルギー購入企業であることが確認されたという(※1)。
また、今回の投資により、同社の日本における再生可能エネルギープロジェクトは、太陽光発電19件、風力発電1件の計20件となる。全てのプロジェクトが稼働すると、年間20万メガワット時(MWh)を超える再生可能エネルギーが生成される見込みで、これは日本の約48,000世帯の年間消費電力量に相当するという(※2)。
同社は今後も、日本社会の再生可能エネルギーへの移行を支援するため、さまざまな企業と連携し、変革を進めていくとしている。
(※1)公開情報ベース
(※2)環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」に基づき、日本の世帯当たりの年間エネルギー消費量(電気)を平均4,175kWhとして試算