オーネットは、全国の20歳～34歳の独身男女1,464人に、異性のNGな「夏の身だしなみ」について意識調査を実施し、結果を公表した。。
■異性の「夏の身だしなみ」として、これはNGだと思うこと
異性の「夏の身だしなみ」として、これはNGだと思うことを3つ選択してもらい、異性のどのような身だしなみについてNGという意識をもっているか質問。
その結果、男女ともに一番多かった回答としては、「香水の強い香り」という選択肢で、男性では31.6%、女性では31.9%という結果となり、ほぼ同数の回答ボリュームとなった。
夏の時期の発汗へのエチケット感覚から、体臭予防策として香水を使用する機会も多くなる時期ではありるが、使用方法を間違ってしまうと、男女いずれの場合でも不快感を与えてしまっているということがわかる結果に。
次に男女とも2位の回答順位となったのは、「ムダ毛の未処理」という選択肢で、男性では28.9%、女性は29.1%という回答ボリュームとなり、男女問わず「ムダ毛処理ができていない」ということに対してはNG意識をもっているということがわかった。
3番目に多かった回答の結果は、男女間で違った回答結果に。
まず、女性は「汗が目立つ色のシャツ」が24.9%の回答ボリュームとなった一方で、男性は「特にない」という回答が28.0%という回答ボリュームとなった。ちなみに女性で「特にない」という回答は14.8%で6番目となり、男性の約半分の回答ボリュームとなっている。
異性の夏の「身だしなみ」については、男性は女性より寛容的であるといえる一方で、女性は男性より「身だしなみ」について敏感な傾向にあるということが調査結果から考察できる。
■男女の選択した上位5項目について、男女年代別の回答割合の違いはどうなっているか
同調査結果で男女が選択した上位5項目について、調査対象である20歳～34歳の年代別（5歳刻み）の回答状況の違いについて「男性回答」と「女性回答」それぞれの内容をみてみると、男女間、年代別で「NGである」という意識に大きな違いがあることが見えた。
まず、男性の場合では上位回答5項目の回答ボリュームの構成比は、20歳～24歳、25歳～29歳、そして30歳～34歳の3つの年代層（5歳刻み）でそれほど大きな違いはない結果に。
異性の「香水の強い香り」へのNG意識についてのみが、20代前半が30代前半と比較して若干低く（8.2pt）なっている。
一方で、女性の回答ボリュームについては、回答選択肢によっては20代前半と30代前半で大きな差異がみられた。
まず、「香水の強い香り」の選択肢の回答ボリュームについては、30代前半女性では、39.4%がNG意識をもっているという結果に対して、20代前半では29.7%の回答ボリュームとなり、その差は9.7pt。
また、「ムダ毛の未処理」の選択肢については、30代前半女性の22.7%に対して、20代前半では36.5%がNG意識をもっているという回答結果に。そして3番目に年代別で違いがみられたのは、「素肌にワイシャツ」という選択肢で、20代前半では12.9%に対して30代前半では23.2%というボリューム結果で、その差は10.3ptという結果となった。
この女性の年代層による回答ボリュームの違いの理由は、この調査だけでは把握することはできませんが、一般的に年代的に社会経験においては10年前後の開きがあることから、そういった経験上による意識の変化などが影響しているかもしれません。
【調査概要】
調査名：独身男女の異性の気になる「夏の身だしなみNG」に関する調査
調査地域：全国
調査対象：独身男女20歳～34歳
調査方法：インターネットを利⽤したクローズ調査
調査日：2024年7月3日～7月6日
調査主体：株式会社オーネット
回答数：
全体：1,464人（男性：750人、女性：714人）
※男性20～24歳：253人、25～29歳：252人、30～34歳：245人
※女性20～24歳：263人、25～29歳：253人、30～34歳：198人
※調査結果の数値は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計で100％にならないことがある。
＜参考＞
結婚相手紹介サービス「オーネット」調査『異性のNGな「夏の身だしなみ」について意識調査』