ユニ・チャーム、福利厚生制度として「卵子凍結あんしんバンク」を7月から採用 同社従業員とその二親等以内の親族が対象

ユニ・チャーム セルソース

ユニ・チャームと再生医療関連事業のセルソースは、セルソースの卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク」がユニ・チャームの福利厚生制度として7月から採用することを発表した。

ユニ・チャーム、福利厚生制度として「卵子凍結あんしんバンク」を採用

厚生労働省が2023年に実施した「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」によると、不妊治療経験者の半数以上が「仕事と治療を両立した」と回答。

一方、女性回答者の約1割は「不妊治療を行うために退職した」「雇用形態を変更した」と回答するなど、ライフプランの見直しを余儀なくされているという。

このような状況に対しユニ・チャームは、セルソースと提携しユニ・チャームの従業員とその二親等以内の親族を対象に、セルソースの提携医療機関を通じ「卵子凍結あんしんバンク」が特別価格で利用できる制度を新設。

卵子凍結あんしんバンクは、凍結された卵子の保管を行う専門サービス。提携医療機関にて採卵・凍結された卵子の保管を、セルソースにて受託するという。管理体制の整った施設と専用輸送サービスで、凍結卵子を安全に、長期間保管するとのことだ。

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