第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した就業支援事業等を運営するUZUZ(ウズウズ)は、20代の若者向けに「推し活」「オタ活」と就職・転職に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。
■全体の4割以上が『推し活』『オタ活』を「している」と回答
同調査で、『推し活』『オタ活』をしているか聞いたところ、42%が「している」と回答。
活動しているジャンルを聞くと、トップが「アニメ・漫画」、続いて「アイドル」「歌手・アーティスト」「ゲーム」という結果に。
■『推し活』に1年間で使う金額が最も多かったのは「1〜5万円未満」で約4割
活動に使う1年間の金額を聞いたところ、最も多かったのは「1〜5万円未満」で39.6%、「5~10万円未満」が16%、「0~1万円未満」が15.3%と続いた。
全体でみると、約85%が年間20万円以下という結果に。
■働く会社を選ぶうえで、『推し活』のしやすさを重視する人は4割以上
働く会社を選ぶうえで、『推し活』のしやすさをどの程度考慮するか聞くと、「すごく重視している」「少し重視している」が合わせて40.5%と、4割以上の人が活動しやすさを重視することが明らかになった。
また、前問で「重視している」と回答した人に、『推し活』と仕事を両立させるうえで、どのような会社の理解やサポートがほしいか聞くと、「有給休暇の取りやすさ」「残業が多すぎない」「フレックスタイム制」など、時間の確保に関わるものが多くあげられた。
<回答>(一部抜粋)
・土日が休み
・有給休暇が取りやすいこと
・フレックスタイム制
・残業で夜遅くなることがない
・グッズを会社に持って行ってもいい環境
・推し活をしていることをしっかり理解してもらい、それに関する雑談ができる環境
・自分の推しについて交流することで、より仕事がしやすくなる環境がほしい
・プライベートに干渉しない
・そういう趣味もあるんだと放っておいてくれるだけの理解があればいい
・推しをイメージしたファッションをしやすい環境
・推し活ができる給料
【調査概要】
調査対象:既卒・第二新卒/新卒として就職活動中の20代男女
(同調査では第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義)
有効回答数:597名(既卒者82名/第二新卒489名/新卒:26名)
調査方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
調査実施日:5月21日~6月19日
<参考>
UZUZ「【調査リリース】「推し活」「オタ活」と就職に関するZ世代の意識調査/就職・転職活動中の40%が「推し活しやすい会社を選ぶ」と回答」