神奈川県平塚市とトラストバンクは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング型寄付募集「ガバメントクラウドファンディング」(以下、GCF)で、湘南ひらつか花火大会の運営費用を募るプロジェクトを開始した。募集期間は7月1日から31日までで、目標金額は100万円。
今年度で72回目を迎える湘南ひらつか花火大会は、平塚八景の一つである湘南潮来から湘南の海を背景に、音楽花火・スターマイン・尺玉など約3,000発の多彩な花火が打ち上がるという。
近年物価高や協賛金の減少により、花火の規模が縮小してしまうことが課題となっている。そこで平塚市は、長年地域に根付いてきた湘南ひらつか花火大会を今後も来場者に魅力のある地域の誇りとして継続させていくとともに、地域の活性化を図るため、GCFで支援を募るとのことだ。
GCFは、2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。
■プロジェクト概要
プロジェクト名: 「湘南ひらつか花火大会」を見に来て応援!!プロジェクト
寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング」
目標金額: 100万円
募集期間: 2024年7月1日~7月31日
寄付金の使い道: 花火の打ち上げ費用・会場設営費用・会場警備費用等