茨城県行方市および道の駅いたこは、地域資源の有効活用と環境への配慮を目的とした行方市ふるさと納税の返礼品を開発し、7月10日から取り扱いを開始することを発表した。
同返礼品は、立教大学観光学部の正課科目を通じてアイデアの提供を受け、JCBトラベルの協力を得て、開発されたものだという。
■産学官連携によるSDGsへの貢献
今回の商品開発は、地域の資源を活用し、SDGsの理念に基づき新たな価値を創出するという共通の目的を持った産・学・官の関係者が連携したとのことだ。
2023年、立教大学観光学部の2年次生が「旅行産業演習1」(担当:風間欣人観光学部特任教授)の中で、行方市の現状と課題について講義を受け、フィールドワークを通じて、「出荷されないサツマイモを価値ある食材として再評価するアイデア」を創出。
創出されたアイデアは、行方市の外郭団体であり、行方市の観光・農畜水産事業の振興を担う一般社団法人行方市まちづくり推進機構と、地域と共に課題解決に取り組むJCBトラベルが手を組み、アイデアの実現に向けた検討と関係機関との調整を重ね、自社工房を持つ道の駅いたこの協力を得て、商品化を実現したとのことだ。
■商品概要
今回商品開発された「さつまいもあん」は、行方市を代表する農産物「サツマイモ」を使用しているが、通常出荷されないふぞろいでありながらも品質に優れたサツマイモを利用している点が特徴だという。パンやスイーツ、和菓子など、幅広い用途で使用可能としている。
同商品は、ふるさと納税の返礼品として取り扱われるほか、道の駅での購入も可能だという。
商品名:さつまいもあん
ふるさと納税の取扱自治体:茨城県行方市、潮来市
ふるさと納税の取扱開始日:7月10日
寄附金額:6,000円(3個入り)/11,000円(6個入り)
返礼品受付サイト:
・さつまいもあん170グラム×3個
・さつまいもあん170グラム×6個
店頭販売の取扱店:道の駅いたこ
店頭販売の開始日:7月10日
店頭販売価格:540円(税込)