イトーキは、海外で採用され日本勤務となる人財が安心して業務に集中し、持てる力を十分に発揮できる職場づくりを目指すため、「海外採用者日本勤務制度」を新設することを発表した。
また、既定のテレワーク勤務制度「マイプレイス勤務(従業員が準備・選択した場所での勤務)」を国内に限らず海外にまで拡大するという。
これにより、海外採用者の一時帰国時における海外勤務や海外でのワーケーションを実現することで、従業員の生産性向上や創造性発揮、さらにはエンゲージメント向上を目指すとしている。
■海外採用者日本勤務制度概要
同社では、高度専門人財獲得のために国内のみならず海外での採用強化を図っているという。「海外採用者日本勤務制度」では、赴任前・赴任時・赴任後のすべてのフェーズで支援。
海外で採用後の日本渡航にかかる諸費用(旅券・引越・渡航など)のほか、日本で住居を選定する際は本人に加えて家族の渡航費用・宿泊費用や、入社後に本人が一時帰国または家族が日本へ渡航する費用も支給するという。
さらに、赴任後の諸手続のための休暇や一時帰国の際の特別休暇を付与。
■海外マイプレイス勤務制度
同社では働く場所の自由度を高めるために、テレワーク勤務制度を拡充し、2022年に「マイプレイス勤務(従業員が準備・選択した場所での勤務)」を導入。今回の改定では、マイプレイス勤務を国内に限らず海外にまで拡大。すべての社員が海外でワーケーションをすることが可能になったとしている。
海外採用者の一時帰国や海外出張における海外勤務、海外旅行と組み合わせて働く「海外ワーケーション」も実現可能だという。