CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」を提供するe-dashは、アイオー信用金庫と業務提携し、アイオー信用金庫の取引先企業の脱炭素への取り組みをともに支援すると発表した。

CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」とアイオー信用金庫が業務提携

「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォーム(※)。電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供しているという。

また、サプライチェーン排出量についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能であるとのことだ。

2050年のカーボンニュートラル達成に向けた動きが本格化している昨今、企業にとってCO2排出量の情報開示や削減が経営上の重要テーマのとなっている。

特に、サプライチェーンにおける排出量情報の開示要請は、業種や企業規模を問わず増加傾向にあり、中小企業も含めて自社の排出量を把握し情報提出が求められるケースが増えているという。

e-dashは今回、アイオー信用金庫の取引先企業へ「e-dash」を提供することで、脱炭素への取り組みの初めの一歩としてCO2排出量の可視化を支援し、脱炭素社会の実現をともに目指していくとしている。

(※)三井物産、CO2排出量可視化・削減クラウドサービスを提供する「e-dash株式会社」を設立(2022年3月1日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000095916.html