フージャースホールディングスのグループであるフージャースコーポレーションは、茨城県水戸市において、「水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業」として新築分譲マンション・オフィス・商業一体開発のプロジェクトを始動し、7月1日に着工したことを発表した。
同再開発事業では、長年課題となっていた駅前の利用価値を高めるため、2017年5月に水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業として設立。
「高質な駅前空間・駅前環境の創出」、水戸の歴史・文化を活かした「商業と住宅環境の創造」、また「水戸観光の拠点」等、地域や観光客からのニーズを踏まえ、持続可能な水戸らしい駅前空間の再生を図ることを目的とし、「水戸市中心市街地活性化基本計画」に基づき、計画・推進してきたという。
同事業は、JR水戸駅の北口ペデストリアンデッキ直結、20階建て全184戸の住宅・商業棟、4階建てのオフィス・商業棟そして駐車場棟からなる複合再開発事業。
ペデストリアンデッキからつながるフロアは駅からの人の流れを考慮し、水戸の歴史遺産である「弘道館」に最短でアクセスできるよう設計したという。建築デザインは、水戸の歴史ある街並みとの調和を取りつつ、どの方向から見ても洗練されたファサードとなるよう随所に工夫を凝らしたとのことだ。
■事業概要
事業名称:水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業
所在地:茨城県水戸市三の丸一丁目134番(地番)
街区名称:コモンスクエア水戸
敷地面積:6675.78平方メートル
住宅棟名称:デュオヒルズ水戸三の丸タワー
階数戸数:地上20階建て/住宅184戸(権利者住戸3戸含む)/店舗4区画
業務棟名称:コモンスクエア水戸
階数戸数:地上4階建て/事務所3区画・店舗5区画
完成予定時期:2027年2月