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SoZoは、SDGsネイティブの現役学生たち1,129人に意識調査を実施し、結果を公表した。
なお同調査の結果をまとめたホワイトペーパー「【Z世代】SDGsシューカツ解体白書」2024年版もリリースされたことだ。
■Z世代がイメージする勤続年数「入社した企業で長く勤めたいと思うか?」
TOPIC(1)勤続年数の希望は今年も「3年〜5年」がトップ。男性のほうが保守的な傾向に
大学生・大学院生の勤続年数に対する希望の第1位は「3年~5年」。男性は29.6%、女性は39.2%という結果となった。一方、5年以上を希望する学生は男性で48.3%、10年以上も31.3%と高くなっている。
女性は5年以上同じところで働きたい人は39.8%と男性よりも低く、男性のほうが保守的な傾向がみられた。
TOPIC(2)長い勤続年数を希望する男性は高い給与を求め、「社会的意義あるサービス」に関わりたい。⼥性は「ライフステージで仕事量を調整したい」
「働き方のイメージに近いもの」に関する問いでは、2023年版、2024年版ともに4位にランクインしていたものは「社会的に意義のあるサービスに携わりたい」となった。
全体では4位となっているが、勤続年数の希望とのクロス集計で見てみると、順位の変動が大きい項目の一つであることがうかがえる。
5年以上の勤続年数を希望する学生で重視する割合が高くなっており、特に男性では、その傾向が顕著。一方女性は、「3年以内に起業したい」と考えている女性たちを除き、どのクラスタも50%以上が「ワークライフバランス」を重視しているという結果に。
特に終身雇用を希望している女性では、約70%が「ワークライフバランス」を重視していることがわかった。
【調査概要】
実施方法:インターネット調査
回答者:全国の大学生・大学院生の男女1129人
実施時期:2023年9月4日〜12月3日
<参考>
SoZo『「【Z世代】SDGsシューカツ解体白書」2024年版』