メルカリは、越境販売の経路拡大に向け、韓国CtoCマーケットプレイス「雷市場」(ポンジャン)を運営する雷市場と提携したことを発表した。
「雷市場」は2011年にローンチした韓国を代表する中古取引プラットフォーム。2023年に約2兆5000億ウォン(約2,800億円)に達する年間取引額を記録したという。
今回の連携により、韓国の「雷市場」サービス利用者は、アプリ内に新設された「海外タブ」を通じて「メルカリ」の商品が購入可能に。まずは「雷市場」で最も取引量が多いファッションカテゴリーから連携を開始し、順次取引カテゴリーと品目を拡大していく予定だとしている。
メルカリは、中期的な経営戦略としてさらなるグローバル展開に力を入れており、2019年から越境販売を開始している。2023年2月には新たに越境EC事業者との連携を拡大し始め、連携企業数は累計で70社以上となった。