Amazon MGMスタジオは、北野武氏が監督・脚本・主演を務める長編映画を製作することを発表した。

北野武監督、Amazon MGMスタジオと長編映画製作決定

北野監督は、1989年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー以来、『ソナチネ』(1993)、『キッズ・リターン』(1996)、『アウトレイジ』シリーズ(2010~2017)など、計19本の長編映画を手掛けてきた。

一方、Amazon MGMスタジオは、第96回アカデミー賞で脚色賞を獲得した映画『アメリカン・フィクション』などの作品を手掛けたほか、第80回ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した映画『アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜』など、国際的なコンテンツを展開している。

北野武監督は「映画を撮り始めて数十年が経ちましたが、各国で映画製作をしているAmazon MGMスタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でわくわくしています。現在鋭意制作中なので、続報にご期待ください」とコメント。

また、Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者 ジェームズ・ファレル氏は「型破りなスタイルで世界中のお客様に驚きと感動を与え続けている北野武監督と新しいプロジェクトに取り組めることを大変喜ばしく思います。Amazon MGMスタジオは世界中のお客様に才能溢れるクリエイター達が生み出した作品を、国境を越えていつでもどこでも楽しんで頂けるよう、国際的なプロジェクトにも力を入れており、日本が誇る世紀の鬼才とタッグを組めることは新しい挑戦でありながら、正に我々が目指している理想の形です。Amazon MGMスタジオとの取り組みで“世界のキタノ”がどのように暴れてくださるのか、とても楽しみにしています」と述べている。