GMOインターネットグループ、新会社「GMO AI&ロボティクス商事」設立 AI・ロボット事業へ参入 

GMOインターネットグループは、6月18日に、GMO AI&ロボティクス商事(以下、GMO AIR)を設立したことを発表した。

新会社「GMO AI&ロボティクス商事」設立

GMO AIR設立により、AIとロボット・ドローンの導入・活用支援を軸とした新たな事業を開始するという。

具体的にGMO AIRは、世界中のネットワークを駆使して国内外からロボットを調達するだけでなく、GMOインターネットグループが3培ってきたインターネットインフラ商材(ネット接続、ドメイン、クラウド、SSL、決済、セキュリティ、データセンター、メンテナンスなど)をあわせて提供。

また、金融事業の強みを活かし、レンタル、リース、ローン、保険、助成金の活用支援などのサービスも展開。さらに、2013年から進めているAIの研究・活用を基に、月間10万6千時間の業務削減や年間18億円のコスト削減を実現するAI活用ノウハウも利用者に提供するとしている。

GMO AIRは、これらの商材とサービスを通じて、利用者に包括的なソリューションを提案するAIとロボットの総合商社を目指すとのことだ。

GMO AIRのビジネスモデル図

またGMO AIRの将来ビジョンとして、「インタラクションデータプラットフォーム」の構築と、「金融サービス・LaaS合弁設立(融資、IPO支援、助成金活用支援・Labor as a Service コンサル)」を国内外のロボットメーカー、産業用ドローンメーカーに提供することを目指しているという。

ロボットやドローンから得られる行動や観測のデータ(インタラクションデータ)を、高精度で安全性、信頼性の高い全体データとしてまとめ、国内外のロボット・産業用ドローンメーカー、AI関連企業にフィードバックすることで、AIとロボット産業発展の大きな基盤になるとしている。

将来ビジョン

GMO AIRは、「AIとロボットをすべての人へ。」を掲げ、AIおよびロボットの普及・拡大を図り、社会課題を解決することですべての人の笑顔と感動を創出していくとのことだ。

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