パナソニックは、今夏のエアコン利用とエアコンの満足度についてアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■夏の屋内での暑さ対策
夏の屋内での暑さ対策は、「エアコンを使う」が最多の76.3%。
さらに、気象変化とともにエアコンの使い方も変化しているとし、最近では1日の使用時間が長く、夏の期間24時間連続の「つけっぱなし運転」をしている人が増加傾向にあるという。
昨年8月では20%を超える人が24時間運転をしており、また、睡眠中にエアコンを利用する人も年々増加傾向にあるとのことだ。
■エアコンの不満とは
「エアコンの不満」を調査したところ、16.9%が今使用しているエアコンに不満を抱えていることがわかった。
その理由は、「省エネ性能が低い」42.3%、「冷房の効きが悪い」42.3%、「掃除に手間がかかる」38.0%、「カビが生える」23.9%、「除菌機能が無い」22.5%と、「省エネ性能」「冷房の効き」「清潔性」が上位となっている。
■エアコンの利用状況
実際の今夏のエアコンの利用状況については、「ガマンできるときは消す」が最多の47.3%、次いで「在宅時のみつけっぱなし」31.7%、「不在時も含め常につけっぱなし」10.6%と続く。
エアコン冷房を控える理由については、「電気代がかかるから」が77.8%で圧倒的に多く、電気代が各家庭の財布を直撃している現状やエアコン不満の「省エネ性能」が反映される形となった。
【調査概要】
調査地域:全国
調査期間:2024年5月16日~5月23日/5月20日~5月26日
調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
調査対象:エアコンを所有している20~60代の男女
有効回答:552名(男性:275名、女性:277名)/555名(男性:254名、女性:301名)
パナソニック「エオリア」調べ『2024年 今夏のエアコン利用とエアコンの満足度関する実態調査』