楽天モバイルは、携帯キャリアサービスの契約数が700万回線を突破したことを発表した。また、650万回線の突破からわずか2カ月あまりで契約数が50万回線増加し、「Rakuten UN-LIMIT VII」の開始以降、3カ月間の純増契約数が過去最大を記録したとのことだ。

楽天モバイル、契約数が700万回線を突破

同社は、2020年4月に携帯キャリア事業へ新規参入し、低廉でシンプルな料金プランの提供やローミング回線エリアの拡大・最適化による通信品質の改善に努めてきた。

2024年5月からは、12歳以下の「Rakuten最強プラン」利用者を対象とした「最強こどもプログラム」の提供を開始。

法人向けサービスでは、「Rakuten最強プラン ビジネス」をはじめとしたサービスが好評で、旅行業界向けには「楽天モバイルBuddycomセット」を発表するなど、宿泊施設への提供も開始した。

また同社は、通信品質の向上にも取り組んでおり、グローバル分析会社Opensignal社が発表した日本市場の「モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポート」において、5部門で単独受賞し、ネットワーク品質において高い評価を獲得。

2024年4月30日には、「プラチナバンド」と呼ばれる700MHz帯における試験電波の発射を開始し、商用サービスの提供も開始予定。また、2024年5月から年内を目途に、関東地方における楽天回線5G(Sub6)エリアを2024年1月比で最大1.6倍に順次拡大するなど、より高品質で安定したネットワーク通信を実現するとのことだ。

同社は今後も、通信品質の向上、利用者のニーズに合ったサービスの提供、そして法人の利用者向けサービスの拡充に努めていくとしている。