インスレーヴが運営している「WiFiの極み」は、男女230名を対象に携帯電話の利用状況(事業者、料金、データ容量等)や満足度に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

携帯電話の利用状況や満足度に関するアンケート調査

■使っている携帯電話事業者

使っている携帯電話事業者を聞いたところ、最も多かったのがドコモ、そして3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で4割以上を占める結果となった。

新キャリアである楽天モバイルやサブブランド(Y!mobile・UQ mobile)も比較的利用者が多い。

なお、少数意見では日本通信、リンクスメイト、OCNモバイルONE、イオンモバイル、ニフモが挙げられている(グラフ上では「他」として表記)。

使っている携帯電話事業者

■月額料金の分布、種類別の平均スマホ料金

1カ月の携帯電話料金は平均5,607円。2,000〜4,000円程度の分布が多くなっている一方で、10,000円以上という人も多数みられた。

1カ月の携帯電話料金

料金を事業者タイプ別に見ると、キャリアが飛び抜けて高いことがわかる。

キャリアは他のタイプに比べると基本料金が1.5〜2倍程度かかってしまうことに加え、端末のセット購入による端末代も加算されているのが主な要因だと同社は考察している。

事業者タイプ別の平均携帯電話料金

■月間データ容量の分布

データ容量は3GBプラン、20GBプラン、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の無制限プランが主流となっていることがわかる結果に。

月間データ容量の分布

■事業者タイプ別の満足度

満足度はキャリアのオンライン用格安ブランド(ahamo、LINEMO、povo2.0)が最も高い結果となった。通信速度も速い上に料金も安いということで、人気も非常に高くなっているという。

次いで満足度が高かったのは新キャリアの楽天モバイル。料金が安い点などから満足度が高い結果となった。

業者タイプ別の満足度

■キャリアを使い続け、格安SIMに乗り換えない理由

キャリアを使い続け、格安SIMに乗り換えない理由として最も多かったのは「乗り換えが面倒」という回答で、約半数がキャリアを使い続ける理由として挙がった。

現在はMNPによる乗り換え手数料は無料、MNPワンストップにより予約番号の取得も不要など乗り換え自体は気軽にできるが、イメージとして面倒だと思っている人は少なくないのかもしれないと同社は考察している。

キャリアを使い続け、格安SIMに乗り換えない理由

<参考>
WiFiの極み『携帯電話の利用状況(事業者、料金、データ容量等)や満足度に関するアンケート