NEXERは、グーネット中古車と共同で「EV車の普及」に関するアンケートを実施し、結果を公表した。
■EV車に乗る理由、59.2%が「燃料などの維持費を抑えられるから」
まずは現在、EV車に乗っているか聞いてみたところ、5.1%の人が「EV車に乗っている」と回答。EV車に乗っている理由としては、半数以上の59.2%が「燃料などの維持費を抑えられるから」と回答する結果に。
多くの人が感じるEV車の魅力は、やはり従来の車と比べて維持費を抑えられる点にあるようだと同社は考察している。
■44.9%がEV車に乗ってて困ったことが「ある」
続いて、EV車に乗ってて困ったことはあるか聞いてみたところ、44.9%と半数近くの人が、EV車に乗ってて困ったことが「ある」と回答した。
以下、困った理由を一部を紹介する。
【EV車に乗ってて困った理由】
・充電スポットの普及率の低さ(20代・男性)
・充電に時間がかかる。充電ステーションが充実してない(30代・男性)
・長距離の際、充電時間が結構かかる(40代・男性)
・充電スポットが埋まっていて困った(40代・男性)
・残量を気にしなくてはいけない(40代・男性)
・静かなので、歩行者に気付かれない時がある(50代・男性)
もっとも多かったのは「充電ステーションが少ない」という点で、特に長距離になると充電残量を気にしながら走るのはストレスだと感じる人も少なくないことがうかがえる。
■EV車を持っていない28%が「今後EV車を買いたいと思う」
一方でEV車を持っていない人に、今後EV車を買いたいと思うか聞いてみたところ、28%と3割近くの人が「今後EV車を買いたいと思う」と回答する結果に。
今後EV車を買いたいと「思う」理由としては「環境に良さそうだから」「ガソリン代が高騰しているから」などの理由が多く挙げられた一方で、今後EV車を買いたいと思っていない人は、「災害時など充電ができない状況になったら使用できないのではないか」と心配する声が多かったという。
また「ガソリン車で十分」「ガソリン車の方が楽」という声も見られたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年5月31日~6月7日
調査機関:NEXER(自社調査)
集計対象:60代以下の全国の男女
有効回答:966サンプル
調査方法:インターネット調査
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合あり。
<参考>
NEXER・グーネット中古車『EV車の普及に関するアンケート』