10代女子が選ぶ「2024年上半期トレンドランキング」、「ME:I」が初ランクイン コトバ部門は「BeRealきた」、コト部門は「猫ミーム」が1位に

マイナビが運営する、ティーンのマーケティングやリサーチを行う「マイナビティーンズラボ」は、「2024年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」を発表した。

2024年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング

■ヒト部門(TOP3)

ヒト部門

1位:ME:I(ミーアイ)(32.0%)
日本のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」、通称「日プガールズ」で選抜され、4月にデビューを果たした11人組ガールズグループ。番組を見ていた10代女子が多く、番組のテーマソングもウタ部門9位にランクインした。

2位:NewJeans(ニュージーンズ)(17.9%)
韓国の5人組ガールグループが昨年に引き続きランクイン。6月には日本デビューを控えており、東京ドームでの単独公演も開催予定だという。

3位:なこなこカップル(16.3%)
「なごみ」「こーくん」の愛称で人気を誇るカップルYouTuber。チャンネル登録者数は159万人(2024年5月時点)を超え、モデルやタレントなど個人での活動も幅広く行っている。3月に開催された「東京ガールズコレクション」の中で、結婚を発表したことも話題に。

■コトバ部門(TOP3)

コトバ部門

1位:BeRealきた(42.4%)
2023年のモノ部門にランクインしていた「BeReal.」。アプリから通知が届き、2分以内に写真を撮影して投稿しなければならない仕組みで、突然通知が来ると、「BeRealきた!」と反応するのが日常になっているという。

2位:それガーチャー?ほんまごめんやで(37.8%)
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』の劇中に使用されたことが発端となり、様々なアイドルやインフルエンサーの間で浸透していった。「それガ―チャー?」とは「それ本当?」を意味しているとのことだ。

2位:チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバ(37.8%)
猫ミームの素材として使用されたフレーズがコトバ部門でランクイン。チリで20年前にリリースされた「Dubidubidu(ドゥビドゥビドゥ)」という曲のフレーズであり、1度聞いたら耳から離れない中毒性の高さが話題を集めているという。

■モノ部門(TOP3)

モノ部門

1位:ハッピーセット「ハローキティ50周年」(28.3%)
マクドナルド「ハッピーセット」とハローキティ50周年を記念したコラボレーションが1位に。セットのおまけとしてついてくる全50種類のキティのぬいぐるみがかわいいと、10代女子の間で人気を集めた。

2位:平成女児チョコ(27.1%)
平成に小学生の女の子が作っていたような、溶かしたチョコをアルミカップに流し入れ、上からカラフルなスプレーチョコや銀色のアラザンをふりかけた手作りチョコのこと。小学生当時にそのチョコを作っていたミレニアム世代からは「懐かしい」という声もあがった。

3位:アサイーボウル(24.9%)
2013年頃に大きなブームを巻き起こしたアサイーボウルの人気が再燃。SNSで話題となった「THE_B」やハワイの大人気店「ラニカイジュース」など、人気の専門店が増えており、今後もブームは続くことが予想されるという。

■コト部門(TOP3)

コト部門

1位:猫ミーム(45.5%)
TikTokをはじめ、YouTubeやX上でも大流行した猫ミームが1位に。猫ミームとは、思わずクスッと笑ってしまうようなエピソードやあるあるネタを、猫の画像や動画を素材として、コメントやキャプションをつけて再編集した動画のことだという。

2位:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(28.4%)
戦時中の日本にタイムスリップした女子高生と、特攻隊員の青年の恋を描いたラブストーリー。映画の公開は2023年12月8日だったものの、徐々に人気が高まり2024年の上半期も10代女子の間で話題に。

3位:変な家(28.0%)
YouTubeの再生回数2,000万回を超えるミステリー動画の映画化作品。独特な世界観とホラーテイストの見ごたえのあるストーリーに好奇心がくすぐられた10代女子が多いとのことだ。

■ウタ部門(TOP3)

ウタ部門

1位:「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts(30.9%)
テレビアニメ「マッシュル-MASHLE-」の主題歌としてCreepy Nutsが書き下ろした楽曲。10代女子の間では「歌うのが難しいが、癖になる」と話題になった。楽曲名の頭文字をとった「BBBBダンス」がTikTokで流行し、アニメ・ダンスともにコト部門にもランクイン。

2位:「晩餐歌」tuki.(22.6%)
突如登場した高校生アーティストtuki.のファーストデジタルシングルが2位にランクイン。TikTokで公開された「晩餐歌」は一気に話題となり、Spotifyの「バイラルトップ50-⽇本」では初登場で1位を獲得した。

3位:「全方向美少女」乃紫(21.8%)
作詞・作曲に加えて、編曲・映像制作に至るまでセルフプロデュースを行うソロアーティスト・乃紫(noa)の楽曲。「正面で見ても横から見ても下から見てもいい女」のフレーズに合わせてアングルを変えながら撮る動画が10代女子の間で流行し、人気を集めたという。

【調査概要】
調査方法:「マイナビティーンズ」メンバー78名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から「マイナビティーンズ」会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施
回答数:13〜19歳の女性682名(複数選択式)
調査期間:2024年4月11日~2024年5月7日

<参考>マイナビティーンズラボ『2024年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング

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