キャリアインデックスは、就労中の社会人に「信頼できる情報源」を聞いた「CAREER INDEX 実態調査vol.31」を発表した。

■調査結果

同社は、全国の就労中である1,208人に、「信頼できると思う情報」について質問をしたところ、30歳未満のZ世代（1990年半ばから2010年代序盤に生まれた年齢層）では、新聞が17.8%、SNSが18.7％と、僅かながらもSNSのほうが優位な結果となった。

他の世代では新聞のほうが優位となっており、30代では新聞が28.%、SNSが12.8%、40代では新聞が40.4%、SNSが9.2％、さらに50代では新聞が46.8％、SNSが3.6％、60代では新聞が54.7%、SNSが2.7%と世代間の差異が鮮明になる結果に。

一方、30未満で「信頼できるものはない」と答えたのは40.4%と、他の世代より大きな数値となっており、情報の不確実性について、よりシビアに捉えていると同社は考察している。

信頼できると思う情報（複数回答可）

また、総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、20代（Z世代）のソーシャルメディア（SNS）の利用時間（平日）は87.3分と突出しており、旧来の情報源よりも、SNSを通して情報を得る機会が多いことが今回の結果にも反映されていると推察。

「CAREER INDEX実態調査」では、今後も様々な切り口で時事や自社サービスに関する話題を提供していくとのことだ。

【調査概要】
調査概要：CAREER INDEX 実態調査
調査方法：GMOリサーチ株式会社が提供する高品質リサーチPR・調査PRサービス「GMO Ask for 調査リリース」の企画によるインターネット調査
調査期間：2024年2月6日～2024年2月7日
有効回答：就業中の1,208名対象

＜参考＞
キャリアインデックス『CAREER INDEX実態調査 vol.31』