良品計画は、岐阜県可児市との間で締結した「地域活性化等に関する包括連携協定」に基づき、可児市と共同で、特産品や地域ブランドの開発および販売、販路拡大などを目的とした地域商社「一般社団法人 カニミライブ」を設立した。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、地域課題の解決に取り組むとともに地域を活性化するさまざまな活動を進めている。可児市においては、2023年6月に包括連携協定を締結し、2023年11月には「無印良品 ヨシヅヤ可児」店内に可児市立図書館の分館である「カニミライブ図書館」を設置するなど、地域活性化や子育て支援、健康維持に関する取り組みを進めてきたという。
今回設立された「一般社団法人 カニミライブ」は、無印良品の枠を超えて、地域の課題解決と市民の主体的な事業発展、経済的な自立を支援することを目的としているとのことだ。
■地域商社「一般社団法人 カニミライブ」の主な事業内容(予定)
・地域資源を活用した産業振興に関する事業(「可児そだち」認定の農産物などの地域資源の商材化・販路拡大など)
・子育てや次世代育成支援、教育に関する事業(食育・伝統文化ワークショップ開催、コミュニティイベント企画開催など)
・地域住民の暮らしの安全・安心に関する事業(防災イベント企画開催など)
・その他、移住促進や環境保全活動に関する事業を予定