千葉県の保育園で行動認識AIを活用した実証テストを6月17日から開始 転倒やケンカ・トラブルを未然に防ぐ目的

千葉県内に認可保育園を11園運営するハイフライヤーズは、AI警備システム「アジラ」を活用した子どもの異常行動を検知し、トラブルを未然に防ぐ見守りシステムの実証テストを6月17日より開始すると発表した。

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■システム概要

カメラの映像に映る人の行動を認識し、特定の行動を検知
・行動認識AIを利用した姿勢推定技術による、行動変化に対する検知
・転倒や喧嘩・ふらつき・違和感行動などの危険行動に特化した検知

迅速な検知
オンプレミスによるリアルタイム検知

■保育園でのAI活用のねらい

・子どもの異常行動を検知
・転倒・怪我に繋がりやすい行動やケンカ・トラブルを未然に防ぐ環境作り
・保育園内の安全管理の強化

子どもを預かる保育施設では、園児の安全や健康状態の管理は最優先事項。同AI警備システムの導入は、人の目だけでは追いきれず起きてしまうヒューマンエラーを少しでも未然に防ぐことを目的としているという。

■実証テスト概要

実施期間:6月17日〜21日(予定)
実施場所:キートスチャイルドケア桜木
カメラ:4~5歳児室の天井に1台のカメラを設置
各社の役割
キヤノンシステムアンドサポート/AI警備システム「アジラ」の提供
ハイフライヤーズ/実証テスト場所の提供、保護者への取り組み説明
実証内容
「アジラ」を6歳未満の子どもに使用したことがないため、子どもの行動を対象にAIがどう分析するかを検証

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