男性専門の総合美容医療「ゴリラクリニック」は、20~59歳の男性5212名を対象に「世代別:男性の美容意識(外見に関する悩み)調査」を実施し、結果を公表した。
■調査結果
同社が同様の調査を2019年に実施した際、男性の「外見」に関する悩みの最多回答は、歯並びや口臭、虫歯など4人に1人が「口腔の悩み(24.6%)」を挙げていたのに対し、今回の調査では1位に「ヒゲの濃さ(24.2%)」がランクイン。
5年前と比べて「男性の外見の悩み」に変化がみられる結果となった。
また5年前は男性の「外見」の悩みトップ5に入っていなかった「体毛の濃さ」が2024年では上位4位にランクイン。「毛の悩み」をコンプレックスに感じる男性が多く存在することが判明している。
世代別でみると、外見の悩みトップは20代から40代男性はともに「ヒゲの濃さ」であるのに対し、50代に入ると「口腔の悩み(歯並び・口臭・虫歯)」が最多回答となっている。
「美容関連で行っていること」に関しては、5年前も現在も「ヒゲ剃り」が1位であるのには変わりはない反面、5年前の回答率は62.6%と「圧倒的」にヒゲ剃りがトップであったのに対し、現在は45.1%と、17.5%減少する結果に。
また、男性間で「脱毛」に対する認知は増加しており、「ヒゲ脱毛」「身体の脱毛」ともに5年前を超える結果となった。
「自分が行なうことに抵抗がある美容とは?」の質問に際し、「美容整形」「VIO脱毛」が5年前と比べて大幅にポイントダウン(抵抗がなくなった)ことも判明。
「VIO脱毛」の場合5年前は約3割である28.8%の男性が「抵抗がある」と回答したのに対し、今回の調査では12.4%と16.4%減少。
「美容整形」に関しては5年前は32.0%が「抵抗ある」との回答だったのが、今回は15.8%と、ほぼ半数以下となった。
とくに顕著だったのが「50代男性」で、「美容整形」は17.4%(20.3%減)、「VIO脱毛」は11.5%(22.7%減)と、双方に対するハードルが随分と下がっていることが判明。
この結果に同社は、昨今の性に対する考え方の変化を受け入れ、外見的コンプレックスをなくし自信を持って生きていくことに性別は無関係であると受け入れるミドル世代が増えていることがわかったとしている。
【調査概要】
調査期間:2024年2月13日~21日の9日間
調査対象:男性(5212名)
対象年齢:20~59歳
調査期間:ゴリラクリニック
<参考>
男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」調べ
『世代別:男性の美容意識(外見に関する悩み)調査』