エムステージホールディングスは、事業場向け産業保健支援、医療人材総合サービス、医療経営支援を提供するエムステージグループの2024年4月時点の従業員喫煙率が6.8%となり、昨年に続き喫煙率の減少に成功したことを発表した。
同社はこれまで「禁煙チャレンジ応援制度」という名称で、喫煙率の減少に取り組んできたという。
2023年は、同制度への従業員の認知と興味を高めていくため、禁煙支援制度「もく卒」という名称に改名し、禁煙のサポート体制を強化。今回、2019年には14%であった従業員喫煙率が6.8%まで減少したとのことだ。
なお同社が行う禁煙支援制度「もく卒」の取り組みについて、従業員の満足度を測るアンケートでは、「満足」という回答が81.3%、「やや満足」という回答が16.3%となり、97.6%の従業員が満足している結果となっている。
また同社は、「禁煙治療の費用負担」「社内の保健師によるカウンセリング」「禁煙する社員を応援する風土づくり」など様々な取り組みを継続する中で、2022年度からは新たにマネージャー・執行役員・取締役への昇級要件、採用要件に禁煙を追加。取締役の喫煙率が0%になっているという。
同社は、事業場向け産業保健支援サービスを提供する企業として「2025年の社員喫煙率5%」を目標に掲げ、今後も健康経営のロールモデルとなるべく禁煙推進に取り組んでいくとのことだ。