愛知県新城市とマーケットエンタープライズは、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートすると発表した。
今回、マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、新城市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指すとのことだ。
「おいくら」は、不要品を売りたい人が同サービスを通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができるサービス。
新城市では、粗大ごみの戸別収集を行なっているが、大型品や重量のあるものでも、原則、市民が自宅の外へ運び出す必要があるという。
「おいくら」は、出張買取も可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易になる。また、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫などの家電リサイクル法対象製品も対象で、最短だと買取依頼をした当日に不要品売却と受け渡しが可能。
なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、新城市の費用負担もないとのことだ。
同取組により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつなげるとしている。