日本航空(以下、JAL)、日本製紙、東洋製罐グループホールディングスの連結子会社である東罐興業は、機内で分別回収した使用済み飲料用紙コップを新たな紙コップに再生する「紙コップto紙コップ」の水平リサイクルを実現したと発表した。
使用済みの紙コップを回収して再資源化し、新たな紙コップに再生させる資源循環の取り組みにより新たに再生された紙コップ(以下、再生紙コップ)は、環境月間である6月に羽田発JAL国内線運航便にて提供されるという。
再生紙コップの提供は期間限定での取り組みとなるが、豊かな地球を次世代に引き継ぐため、同社らは今後も紙コップ分別回収対象路線や再生紙コップの提供路線の拡大検討など、利用者とともに循環型社会の実現に向けて継続的な取り組みを推進していくとのことだ。
■概要
提供期間:2024年6月1日~10日間程度
※在庫がなくなり次第終了。航路上の天候などの状況により、提供ができない場合あり。
対象路線:
東京(羽田発)JAL国内線運航便
仕様:
古紙パルプ配合率25%(古紙パルプの一部に機内で使用された紙コップを含む)
※再生紙特有の黒点が紙に混ざる場合があるが品質には問題なし。