再春館製薬所は、国内・海外の正社員・パートタイム等の非正規社員を対象に平均7.6%の賃上げを実現したことを発表した。

また、6月から、自分らしい働き方の選択を可能にするキャリア形成の一環として、マネジメント以外のキャリアコースを新設したとのことだ。

同社で働く社員イメージ

同社が目指すのは、ただ単に働く場を提供することではなく、社員一人ひとりが自分自身の能力を最大限に発揮できる場の創出だとしている。今回の給与体系の見直しは、国内・海外に在籍する全ての社員が安心して長期的なキャリアを築けることを図ったものとのことだ。

改訂内容としては、全社平均で7.6%の賃上げを実施。社員881名を対象に給与が見直されるほか、今年の新卒新入社員19名も対象に含まれ、非正規雇用で働くパートタイム社員についても、時給を100円アップしているという。

また、新卒新入社員も対象に含むことで、熊本から全国や海外に向けての仕事ができる「やりがい」創出も含めて、熊本で働くことの魅力を見出してほしいという、人材育成体制構築も意図しているとのことだ。

さらに、「管理職以外のキャリアコース」等の多様な働き方を望む社員の声を受け、6月から自分らしい働き方の選択を可能にするキャリア形成の一環として、マネジメント以外のキャリアコースの導入を予定しており、よりさまざまな人材が活躍できる会社づくりに努めているという。