住宅建築から販売まで手掛ける玉善は、2023年度の新築戸建住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)普及率95%を達成したと発表した。
ZEHは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で、「エネルギー収支をゼロ以下にする」住宅を指す。太陽光発電などでエネルギーを創り、住宅の高断熱化と高効率設備を導入することで、実質的に家庭で消費するエネルギーの量を年間でゼロ以下にする住宅だという。
同社が昨年度に建築したZEHのうち、約9割はZEH+(プラス)であり、これはZEH基準を満たすだけでなく、一次エネルギー消費量を25%以上削減する要件を満たしているという。
同社は今後も引き続き、一次エネルギー消費量の削減およびZEHの普及促進に取り組み、環境に配慮するとともに、災害に強く持続可能な家づくりを継続し、資産価値の高い高品質な住宅を提供していくとしている。