Google、伊藤忠商事らと太陽光発電のPPAを締結 日本国内でのクリーンエネルギーを進展

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Googleは、2030年までにGoogleが運営する全ての送電網を、24時間365日カーボンフリーエネルギーで稼働させるという目標達成を推進するため、新たに2件の太陽光発電の電力購入契約(以下、PPA)を締結したことを発表した。

Google、日本国内でのクリーンエネルギーを進展

伊藤忠商事のパートナーであるクリーンエナジーコネクトと自然電力とのPPAは、Googleにとって日本で初となる契約であり、合計60MWの太陽光発電容量を日本の送電網に供給するという。

■アジア太平洋地域におけるクリーンエネルギーポートフォリオの拡大

クリーンエナジーコネクトとのPPAでは、国内の複数の送電網地域に約800の低圧分散型太陽光発電所を構築。分散型アプローチにより、国内の限られた土地資源の有効活用という大規模太陽光発電プロジェクトにおける課題に対処するとしている。

これにより、40MWのクリーンエネルギーが発電され、日本でのGoogle事業を支えるとのことだ。

また、日本の再生可能エネルギー大手である自然電力とのPPAは、千葉県印西市に近年開設したデータセンターと同じ電力網に位置する20MWの大規模太陽光発電プロジェクトの開発に焦点を当てていうという。

同契約により、日本全国のこれらの太陽光発電所で発電された再生可能エネルギーを、関連するエネルギー属性証書(EAC)と共に調達し、国内での二酸化炭素排出量を大幅に削減するとしている。

■サステナブルな未来に向けた共同の取り組み

Googleは同プロジェクトを4年以内に稼働する予定としており、日本の持続可能なインフラに約6億9,000万ドル(約1,000億円)を投資するというGoogleのコミットメントの一環となっている。

Googleは、日本のクリーンエネルギーへの移行を加速するため現地のパートナーと協力し、さらに革新的なソリューションを模索することで国内での取り組みを継続するとのことだ。

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