マセラティ初のフル電動SUV「グレカーレ フォルゴレ」のタイヤに「POTENZA SPORT」を開発 運動性能の向上と航続距離500キロを実現

ブリヂストンの欧州グループ会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)は、マセラティ初のフル電動SUV「グレカーレ フォルゴレ」の新車装着タイヤとして、「POTENZA SPORT」の納入を欧州で開始したと発表した。

「グレカーレ フォルゴレ」のタイヤに「POTENZA SPORT」を装着

ブリヂストンはこれまで、マセラティの「MC20」や「グレカーレ」への新車装着等によりマセラティが車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきたとしている。

今回、「グレカーレ フォルゴレ」に装着される「POTENZA SPORT」は、ブリヂストンが”EV時代の新たなプレミアム”と位置付け、「究極のカスタマイズ」を目指す商品設計基盤技術「ENLITEN®」を搭載。

ドライ・ウェットの両路面でのハンドリング性能および転がり抵抗の低減による低電費性能にエッジを効かせ、向上させているという。

これにより「グレカーレ フォルゴレ」の運動性能を引き出しつつ、航続距離500kmの実現に貢献しているとのことだ。

航続距離500kmの実現に貢献

なお今回の「POTENZA SPORT」のタイヤ開発では、ブリヂストン独自のシミュレーション技術とマセラティのドライビングシミュレーターを組み合わせ、デジタル環境でタイヤを開発・テストすることで、原材料使用量やCO2排出量を削減しつつ市場への迅速な投入を実現したとしている。

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